ラリー選び

出場するラリーを決める ラリー選び

 ラリーに出場するには、まず、どのラリーに出場するかを決める必要があります。このページを見ている時点で、ほとんどの人は、既にどのラリーに出たいと言うのは大方決まっているでしょう。下記に、日本でメジャーなラリーを紹介します。
レース名 難易度 費用
特徴
パリダカ ☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆
ラリーレイドの最高峰レース。スケールも大きく、世界で最も過酷なレースと言われる程。
チュニジア ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
プチダカールと呼ばれ、パリダカと同じような地形を一通り走ることが出来る。
UAEデザートチャレンジ ☆☆☆☆ ☆☆☆
本格的な砂丘群を走り、砂丘のスケールはパリダカ以上。パリダカの前哨戦として、多くのワークスライダーなどが出場する。UAEデザートチャレンジとは
ファラオラリー ☆☆☆☆ ☆☆☆
エジプトのピラミッドを基点に走り、パリダカ前哨戦として多くの選手が出場する。
オーストラリアンサファリ ☆☆☆ ☆☆☆
FIM世界選手権に含まれる本格的国際ラリー。サポート体制も整い比較的参加しやすい。日本からの参加者も多い。
モンゴルラリー ☆☆ ☆☆☆
日本人が主催し、モンゴルを舞台とした本格的ラリー。日本語が主となる為、走ることに専念できる。
ロシアンラリー ☆☆
日本人が主催する入門者向けラリー。ロシアを舞台として、本格的ダートを走る。順位を競うレースではなく、じっくり走れる。
TBI
日本国内で開催されるラリー、コマ図を使って走ることや、テント生活など、ラリーの基本を学ぶことが出来る。


自分の実力を超えた、難易度の高いラリーへの出場は、無謀!

しかし、ここで注意が必要なのは、今の自分の実力でそのラリーに出場し、ラリー楽しむことが出来るか、十分に検討する必要があります。これは、ラリーが、スピードやテクニックのみを競うレースでなく、様々な能力や経験などの総合力を必要と知る競技だからです。
例えば、ラリー最高峰のパリダカに出場することは、登山に例えるとエベレストに登ろうとする様なことです。登山経験の乏しい人が、エベレストに登れば、登頂が不可能なのは言うまでも無く、危険を伴い、命を落とすことにもなります。無謀であるばかりでなく、周囲への多大な迷惑を及ぼします。
 同じように、ラリー経験の少ない状態で、パリダカなど難易度の高いレースに挑戦することは、無謀であり、出場しても楽しくないだけでなく、多くの危険を伴うのです。

ステップを踏んだラリー計画

 ともあれ、自分の挑戦したいラリーの難易度が高いからと言って、そこで尻込みしていては、何も始りません。ここでは、難易度の低いラリーから出場し、ある程度の経験を積んでから、もっと難易度の高いラリーに出場するという、ステップを踏んだ出場をお勧めします。完走を目標とするならば、トータルでは、時間も費用も少なく抑えることになり、何よりもラリーを楽しむことができます。