UAEデザートチャレンジ2006
参戦ガイド
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ここでは、UAEデザートチャレンジにスポットを当て、思い立った時からレースを終えて帰国するまでの流れを紹介していきます。バイクでの2006年のUAEデザートチャレンジへの参戦ガイドです。参考にしてください。
(念のため、このガイドを参考にしたことにより不利益が生じた場合など、いかなる時も当方は一切の責任を負いません)
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大まかなスケジュール (参戦サポート利用)
6月 |
1 |
参戦決定 準備開始、情報収集開始 |
2 |
HPチェック・レギュレーションチェック・過去出場者からヒアリング
参戦サポートの問合せ・バイク製作開始(早ければ早い方がベター) |
3 |
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7月 |
1 |
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8月 |
1 |
参戦サポート申込 |
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FIMライセンス申請&書類準備(登録証書・国際免許・パスポートなど) バイク完成 走行テスト |
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3 |
スペアパーツ・各種資材を準備する (バイクと一緒に船で送る物) GPS/iriTrack/Sentinelレンタル申込&ステーなどの備品オーダー |
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4 |
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9月 |
1 |
エントリー手続き (エントリ書類送付&エントリー費送金) 9/15割引エントリー締切(日本からの送金手続きは9/5まで) |
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2 |
バイク出国 船積み 9/10 |
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3 |
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4 |
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10月 |
1 |
持ち物準備 (飛行機の手荷物として持っていくもの) |
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3 |
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4 |
出国 |
11月 |
1 |
レース本番 |
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帰国 |
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3 |
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12月 |
1 |
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3 |
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4 |
バイク帰国 引き取り |
エントリー手続き
簡単に言ってしまうと、エントリー費を振り込み、申込用紙に必要事項を記入して、必要な書類を添えて送るという流れです。まずは、主催者のHPで詳しい情報を調べます。
HPチェック スケジュール&書類ダウンロード&レギュレーション
- オフィシャルスケジュール こちら
(2005年度の場合) 9/15までにエントリー料金の支払い及びエントリー手続きを行えば、早期割引料金が適応されます。それ以降は、通常料金で10/14日までにエントリー料金の支払いとエントリー手続きを終える必要があります。
- 書類ダウンロード こちら
とりあえず、下記の用紙を主催者HPからダウンロードします。
@エントリー用紙 Moto Entry Form
A料金計算書 Payment Form
B自己紹介用紙 Seeding & Press /PR Information - Competitors - Auto
& Moto form
- レギュレーションについては、ダウンロードの上、一通り目を通しておくことをお勧めします。
レギュレーション内で不明な部分は、主催者や過去の出場者に問い合わせるとよいでしょう。
英語ですが、判らず調べた単語は、ラリー中に必要となることが多いので記憶することをお勧めします。
参考:英単語リスト
書類記入
- 記入 @エントリー用紙
必要事項を記入します。ライセンス番号など、現時点で決まらない欄には「T.B.A」と記入します。
「FMN Stamp」の欄には、FIMライセンス申請時にMFJにスタンプを押してもらう。
サンプル記入例参照
- 記入 A料金計算書
上部に名前(姓)を入力し、表の[Moto WITH Organisers Advertising]の[No]に1を入力します。
9/15以前の早期割引料金適用で申し込む場合は、2つあるうちの上の[Before 16/09/05]です。
サンプル記入例参照
- 記入 B自己紹介用紙
各報道関係者向けの情報と、主催者がゼッケン決定する上で必要となる情報を記入します。
早いゼッケン番号が欲しければ、「俺ってこんなに速いんだゼ!」って書けばよく、過去に出場したレースの成績を書時に、参加者が数名の小さなレースでの優勝などを最初に書き込むといいかも。反対に遅いゼッケン番号を希望する場合は、出来るだけ書かなければよい。超ビギナーなどと書いておくのも効果あり。
プロローグのスタート順番がゼッケンの大きい順となるが、それ以外はゼッケンがレースに影響しないので気にする必要もないでしょう。
サンプル記入例参照
エントリー料金支払い
- 金融機関で国際送金
銀行などの金融機関へ行き、エントリー料金を主催者の銀行口座へ振り込みます。
国内への振込みとは異なる、国際送金という手続きになり、手数料も5500円位と高額です。
A料金計算書を印刷したものを持参して、金融機関の窓口で相談すると教えてくれます。
身分証明に運転免許証が必要です。取り扱っていない金融機関もあるので、あらかじめ電話で必要書類も含めて確認してから行く事をお勧めします。外貨での振込みとなるので、通常はその日の為替レートが適用されるので、ユーロが安いときが狙い目です。
*主催者口座に届くまで、1週間程かかる場合がありますので、早めに手続きをして下さい。
書類を送付
- FAX:エントリー料金の送金を終えて、エントリー用紙の記入したら、とりあえず、締切り前までに、手元に揃っている一通りの書類を主催者にFAXします。FAXの代わりにエクセルデータ&スキャンデータをE-mailでもOKです。
・エントリー用紙
・エントリー料金計算書
・国際送金用紙の控え
上記は必須です。また、入手済ならば、国際運転免許証・国内運転免許証・パスポート・車両登録証書・FIMライセンスなども一緒にFAXorメールします。
FAX先:+971 4 266 6996 FAXからダイアルは、国際電話番号(001) に続けて +971
4 266 6996
- 各関連機関で書類を揃えます
車両登録証書:陸運事務局(車検場)
国際運転免許証:運転免許センターもしくは警察署
FIMライセンス:まずは、MFJにTELして相談してください。以下は、大体の流れ。
@MFJライセンス取得(8500円)
→A取寄せ&申請書類記入
→Bレース傷害保険加入(約30000円)MFJ (レギュレーションで必須)
→CFIMライセンス申請(10000円)+エントリー用紙(FMN-Stamp)
→Dライセンス+推薦書コピー+エントリー用紙 到着
財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ) TEL03-5565-0900
- AirMailで送付:すべての書類を、AirMailにて主催者に送付します。AirMail書き方
・エントリー用紙
・国際送金完了書のコピー
・エントリー料金計算書
・自己紹介用紙
・顔写真4枚(3cm×4cm、裏に名前、E-mailで画像データ送付済の場合は不要)
・パスポートのコピー
・国際運転免許証のコピー
・国内運転免許証のコピー
・車両登録証書のコピー
・FIMライセンスのコピー
・MFJ推薦書のコピー
送付先
The UAE Desert Challenge,
P.O. Box 1714,
Dubai
United Arab Emirates
*念のため、送付するすべての書類のコピーをとり、保管してください。
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バイク&装備の準備
ラリーパーツの注文
是非とも OH+PRODUCTS にて
レギュレーションの熟知
ダウンロードしたレギュレーションをよく読み、レギュレーションに沿ってバイクを改造します。
改造範囲によって、出場カテゴリーが異なります。
ラリーバイクを作る
ビッグタンクや水タンク、マップケースやトリップメータなどの装備が必要です。
自作する場合、出来るだけ早く完成させて、十分な走り込みテストが必要です!!
とりあえずは、こちら参考 自作する場合はこちらも
ナビゲーション装備(必須)
・GPS(専用機種をレンタル)
登録されたポイントデータで、ロードブックを補足します。
GPSおよびiriTrackは、主催者の指定業者からのレンタルです。
本体を現地で受け取ります。
他の機種は一切使用禁止です。
iriTrackと重なり1体となっている。
主催者から配布されるオーダー用紙で申し込む。 |
・iriTrack(専用機種をレンタル)
衛星回線で現在位置を本部は通知します。緊急通知機能あり。
GPSおよびiriTrackは、主催者の指定業者からのレンタルです。
本体は現地で受取、GPSと重なり1体となっている。
主催者から配布されるオーダー用紙で申し込む。 |
・SENTINEL(専用機種をレンタル)
後続車の接近を知らせてくれる機器です。
本体は現地で受取ります。
主催者から配布されるオーダー用紙で申し込む。 |
・GPS&iriTrack取付ステー・パワーケーブル2つ・アンテナ3つ
専用取付ステーと電源ケーブルおよびアンテナが必要になります。
日本からのバイクを輸送する場合、それよりも早く入手する必要があります。
本体のレンタルと一緒に、主催者から配布されるオーダー用紙で申し込む。 |
・センチネル取付ステー・パワーケーブル・ホーン
専用取付ステーと電源ケーブルおよびホーンが必要になります。
日本からのバイクを輸送する場合、それよりも早く入手する必要があります。
本体のレンタルと一緒に、主催者から配布されるオーダー用紙で申し込む。 |
サバイバル装備(必須)
・水タンク2リットル(バイクに取付) |
・フラッシュライト 2個
暗闇で、自分の存在を知らせる。
ストロボライト(上)は強力な発光で到達距離が長い。ダイビングショップなどで入手可能。
LEDフラッシュライト(下)はコンパクトだが光は弱い。自転車用や登山用などがアウトドアショップで入手可能。
不意にスイッチONになることがあるので、スイッチをテープで巻くなどの対策が必要。 |
・サバイバルブランケット
アルミ蒸着のポリシート、日陰を作ったり、毛布として使用したりする。
ホームセンターやアウトドアショップで入手可能。 |
・コンパス(方位磁針) |
・シグナルミラー
遭難したとき、太陽光を反射して自分の存在を知らせる。
アウトドアショップなどで入手可能。 |
・キャメルバッグ1.5リットル以上
飲料水を運び手軽に飲める。
出来るだけ大きいもの3リットル位がベター。 |
・ヘルメット
製造から5年以内
FIM公認ステッカー必要
名前血液型を記入 |
・プロテクター
(胸部・背部・脊椎を保護できるもの) |
・グローブ/ブーツ/ライディングウェア |
・ファーストエイドキット (推奨、必須ではないです) |
・GSM携帯電話
SIMカードも本体も、現地で購入可能です。
DocomoやVodafoneなど日本でのレンタルも可能ですが、通話料もかなり割高。 |
・バリーズ(現地でレンタル・エントリー費に含む) 必須装備から外れました |
・発炎筒(開催地までの輸送方法に注意)
必須装備から外れました |
バリーズの収納スペース
現地でレンタルされるバリーズをバイクに収納するスペースが必要です。車体に収納して、工具を使わずに取り出せるようにしなければなりません。サイズはいろいろあり、大きいものでは弁当箱程の大きさになります。小さいものはその半分。サイズは現地での書類審査時まで判りません。通常は、テールバッグ内やフロント周りの空スペースにタイラップやゴムバンドなどで固定します。ただし、非常時にはすぐに取り出せるよう留意します。
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持ち物
荷物を準備
レギュレーションで定められた装備に加え、ウェア工具・スタンド・寝袋・スペアパーツなど、様々な物がレースで必要となります。これらを、飛行機の手荷物で持っていくのは辛いので、あらかじめバイクと一緒に輸送する必要があります。
参考資料:サンプル持ち物リスト |
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車両輸送
UAEへ向けてコンテナ輸送、積込み作業
例年だと、9月上旬(2006年は9/10)に積込みを予定しています。
車両と持ち物を千葉県千葉市稲毛区のタービュランスに搬入し、荷造り作業を行います。作業は、半日から1日かかります。
- 荷物は少なく整理して!バッグもしくはカンティーンに収めて下さい。スーツケースなどは不可。
- バイク固定用タイダウン4本、保護用エアクッション、ガムテープなどの梱包資材を持参
必要書類の準備(8月末までに準備してください)
- 車検証:輸送車両の日本国内での車検証
- 登録証書:陸運事務所で発行してもらう登録証書(国際ナンバー用)、車検証&パスポートを持って陸運事務所で取得。
- 写真:バイクの全体写真3枚、フレームナンバー刻印の写真、エンジンナンバー刻印の写真
- パーソナルアイテムリスト:バイクと一緒に輸送するアイテムのリスト(英文) →サンプル参照
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費用の見積もり
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その他の準備
ビザ
日本人の場合は、必要ありません。
現地通貨
通貨ディラハム(Dhs)、レートはこちら。
ディラハムの入手は、ドバイの両替所で日本円から両替することが出来ます。
街中には、たくさんのキャッシュディスペンサーがあり、クレジットカードでのキャッシングや海外キャッシュカードの利用が可能です。
クレジットカードについては、VISAかMasterが使えます、JCBやアメックスはほとんど利用できません。キャッシング&ショッピング限度額をあらかじめ確認して下さい。
海外キャッシュカードは、郵便局の物やCITYバンクやその他の金融機関のものが使えます。日本で、あらかじめ手配して、カードの設定をする必要があるのでお忘れなく。
以前に調べた結果、お得なのは、以下の順番でした。
@海外キャッシュカード Aクレジットカード B現金で両替
エアチケット・ホテル
TEAM JPN でまとめて手配します。詳細は後日ご連絡します。
フライトは、エミレイツ航空で羽田発-関空経由-ドバイ着のフライトです。
延泊など、スケジュールの変更はご相談ください。
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